生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
この頃感謝を伝えられていない方へ
すし屋 水槽で 泳ぐ魚は 二度と海には 帰れない 二度と海には 帰れない
デッドボール 良いボールでした 曲がったことは嫌いで 本当にまっすぐな奴でした いつだったか誰かが ひどいイチャモンをつけて 険悪な雰囲気になり そしたらお前はたまらず そいつの顔面にぶつかって ダラダラ鼻血を出した時は 胸がすく思いでした お前はそ...
知らないこと あんぱんが無い時代を 僕は知らない 毛布が無い時代を 僕は知らない 風呂が無い時代を 僕は知らない 電波塔が無い時代を 僕は知らない 野球が無い時代を 僕は知らない 自由恋愛が無い時代を 僕は知らない 家族が無い時代を 僕は知らない 僕は知らない
恩の種子 恩は種子のようなもの その種子はとても丈夫 石で叩いても割れない 砂漠に放っておかれても平気 ずっとずっと形をとどめる 芽を出さずにじっと待ってる 雨がしとしと降ってきて あるいはどっと降ってきて 種子に潤いが宿ったら ひょっこり芽が出て根が伸びて するする立派な樹にな...
根曲がりの橅(ぶな) 元々ななめの土地に生え 真っ直ぐなことに恋焦がれ それでも大地に育てられ いろんな恵みに育てられ 深い雪の重みに耐え 厳しい風の洗礼に耐え いつしか立派な体をなし びくともしない体をなし みてくれはたとえ悪くとも たやすく倒れることはなく 育ててくれた大地に...
停電 電気仕掛けのトモダチが 動かなくなってしまった 普段はとてもおしゃべりで うるさいと思ってしまったり 藍は青で朱は赤と ずばずば決めてしまったり そんなトモダチではあるけれど 動かなくなってしまったら 静かな離島に来たみたいに なんだか淋しくなっちゃって こっちがべらべら話...
なにも知らずに なにも知らずに僕は あなたの笑顔ばかり見ていた なにも知らずに僕は あなたの優しさばかり受けていた なにも知らずに僕は あなたの凛々しさばかり焦がれていた なにも知らずに僕は あなたの歌声ばかり聴き惚れていた 悩み迷い 痛み惑い なにも知らずに 僕は
八重桜 ソメイヨシノが走り去って ぽっかり空いてしまった心を 幾重もの幾重もの花で 埋(うず)めてくれたあなた くっきりと晴れた日は 空へと連れて行ってくれ しっとりと濡れた日は その重みを近くに寄せ そうしてわたしが立ち直り 野道を踏みしめる頃 あなたはその身を風に 委ねて行っ...
電話のベル また電話のベルが鳴る 光るランプを見つめてる 取ろうか取るまいか 取るまいか取るか 敵をつくるのは簡単だ 悪口ばかり言ってりゃいい 罠をつくるのは簡単だ 陥(おとしい)れるはなんて容易(たやす)い 目と耳を塞げば楽 吐いた言葉の不実は毒 どこで踏み違えてきたのやら あ...