生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
ラクな気持ちでいきたい人へ
悲しい童話 悲しい童話を聞かせて下さい 私のつらさをやわらげて下さい つらいつらいとばかり言ってしまうのは 自分よりつらい境遇を知らないからです 悲しい童話を聞くことができれば あぁ私はまだまだ幸せだと思えます そうしていつか悲しい童話の続きを書きます 最後の最後に幸せが待...
余白の作り方 ねえ これから僕ら 無駄なことをしよう ぼんやり空を眺めてみたり 真っ白い雲を追いかけてみたり 急に思い立って海まで行ったり 疲れているのに道草したり 息が詰まるような生活は 心に余裕がなかったから ねえ 僕らは思いきって 無駄なことをしないとだめだ 無駄なこ...
ラクな気持ちでいきたい人へ 争いに疲れた人へ
スロウダウン 意地と意地 意地と意地 負けられない 負けられない そうやって僕らは 成長を続けたけど どうやらお互いに 苦しくなってしまった そりゃあそうさ 何にでも限界はある 限界と限界 苦しみと苦しみ なあどうだい 僕らここらで スロウダ...
降臨 人の体を借りて 神が言葉を発している もしもあなたと付き合う者が まるでこちらを顧(かえりみ)る様子もなく 傍若無人に振舞うならば 決して反発してはいけません 人の体を借りて 神が言葉を発している そう思うようにしなさい その上でやはり苦しければ...
ラクな気持ちでいきたい人へ 愛しさでいっぱいな人へ
遠心分離 ぎゅるり ぎゅるり まわれ まわれ 言いにくい ことだって ぎゅるり ぎゅるり まわらなければ 飛び出すこともなく ぎゅるり ぎゅるり まわれ まわれ 気持ち 飛び出す いつか あなたへ...
冷や飯 わたしは猫舌だから 冷や飯で充分ですと ある女が言った わたしはあつがりだから 残り湯で充分ですと ある女が言った わたしは浪費ぐせがあるから 今の賃金で充分ですと ある女が言った 冷や飯を食い 残り湯に入り 紙幣を棚にしまって 女は眠りについた
いつも自分を責めてしまう人へ ラクな気持ちでいきたい人へ
木星 何気ないひと言で 人を傷つけたことはあるか わたしは今日も昨日も 同じことをしてしまった 人を傷つけないなど 星をすべて消すほど難しい 木星よ 写真の中であなたは 一際大きく存在し 小さな星々とともに 周り続けているのですね 全てを消し去るのではなく 全てとともに回るのです...
うららか うららかだ こんな日は いつもより うららに歩き いつもより うららに話し いつもより うららに伸びて いつもより うららに進む こんな日は 二度となく あったしても どうせ忘れる だから今日は いつもより うららに生きる
ぼんやり月夜 ねえ ぼくが見えるかい? きっとぼんやりとしか 見えないだろう? その代わりに もっとぼくを 見ようとしているだろう 見たいと思っているだろう 何でもそうさ かぐや姫だって 月がぼんやりしてるから 帰りたいと思ったのさ ぼんやりと わかるぐらいがいいのさ
もやもやを共感してほしい人へ ラクな気持ちでいきたい人へ
木洩れ日ダイヤモンド ひどく黒ずんだ眼で 毎日というものを過し 人目を避けるようにして 下ばかりを向いていた 較べてはいけない毎日を 間違い探しのように並べ 人の優しさに触れる度 眼はますます黒ずんだ それなのに太陽は 太陽というやつは 大きな樹々の上から きらきらと梢(こずえ)...
感知装置 わずかな揺れも 感知します ほんの震えも 感知します あまりに揺れが激しいと 壊れてしまうとお思いですか? 心配は要りません 予め衝撃を予想して 直前で感知機能停止 基準値以下になったところで また元の状態に戻ります 危険回避機能あっての 精密感知装置なのです そんな人...
夢の中身は儚く消えて どうかおこらないで 忘れてしまっても 覚えていなくても どうかおこらないで 良いことに限って 忘れてしまうもの 悪いことに限って 忘れられないもの 忘れてしまったのは きっと良いことだから どうかおこらないで きっと良いことだから
溺れる者は大舟を掴む 泳げもしないくせに 大海原へ出ようとしている 舟がひっくり返れば ちぎれた海藻になるだろう ちぎろうとする大いなる力は 万(よろず)の神ほどの数がある 万といわずせめて百ほど 備えておくに越したことなし それこそが泳げなき者の 賢こき悪あがきというもの 悪あ...
潰してなんぼ 潰して潰して 潰してなんぼの これまでよ 暇を潰して 時間を潰して お菓子の家や 積木のタワーは あっけなく 夢を潰して 未来を潰して イチゴは潰して ジャムにしよう 潰してなんぼの これからよ
小さな傷たち 小さな傷というものは いつか跡形もなく消える 例えばそれが後になって 残したい傷だったとしても 痛みなど早く忘れたい ぼくたちはそう信じてきた 傷なんて早く消し去りたい それが当然だと思ってきた 小さな傷たちはそうして 空のかなたへ溶けていった きっともう大丈夫だよ...