生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
認められていないと感じる人へ
百足 俺が嫌われ者であることは 何となく知っている ひょっこり顔を出そうものなら 箒(ほうき)で追いかけられるからな かなりの仲間がやられたよ この姿かたちのせいだろう そんなに気味が悪いかね だけど俺らはまだいいさ 見てくれが良すぎる奴らは もはや絶滅する勢いで とっ捕まってゆ...
ロッククライミング 誰よりも自分を信じる 自分の脚を信じる 自分の腕を信じる 自分の指を信じる 自分を信じられる 自分を信じられるから 他人(ひと)も信じられる 他人を信じられなければ どうしてロープを預けられよう 綿毛のような空中遊泳 他人の中に自分を見る 他人の中に自分がいる...
肩書き 砂鉄のような 肩書き付いた 名刺の端を ぱちんと弾き あれよと飛び散り 肩書き落ちた たんぽぽの葉や 靴跡の溝や カタツムリの上に 肩書き落ちた
少年よ 少年よ 自分で息ができるか 少年よ 自分で息ができるか 少年よ 自分で息ができるか
吹かれる砂 きみがいじけているのは 誰も聞いてくれないからだろう? 叶いそうもない夢や 叶いそうもない恋を きみが悔しがっているのは うまく伝えられないからだろう? 叶うかもしれない夢や 叶うかもしれない恋を 手から砂がこぼれ落ちる 海に向かって吹かれてる 沈みゆく太陽よ カモメ...
龍宮城 息ぐるしい 息ぐるしい うっすらと両目を 開いて見たらば 龍宮城がそこに どでんと聳(そび)えて 息ぐるしい 息ぐるしい 楽しい所へ 来たはずなのに 海の中だもの サカナは踊る
揺れる影 寂れた公園の隅で ブランコに腰かける 項垂れた僕の影が 太陽に背を向けている どうして生きているのだろうか なぜ生きなきゃいけないのか 答えはずっと見つからない ブランコはずっと揺れている もしももしも僕なん...
青い唇 なにかを求めて あなたは泳ぐ 冷たい流れに 逆らいながら どうしてそんなに 頑張るのかと 問うたところで 聞こえはしない それならばせめて 辿り着いたとき すべてを包んで 温めてあげよう ...
指先だけでも わたしがもしも 動かなくなったら あなたはいったい どうするでしょうか 壊れたラジオ 進まない時計 それらと一緒に 取り替えでしょうか でもそれはそう わかりきったこと だからわたしは ...
手と手ひらひら ぼくはきみより劣っていて ぼくはきみより優れている きみはぼくより劣っていて きみはぼくより優れている いい所もあれば だめな所もある だめな所もあれば いい所もある 落ち込む日もあれば 喜ばしい...
最終日 お疲れ様 なにを言われようと 信念を貫いた お疲れ様 体調が悪くても 休むことはなかった お疲れ様 誰かの言いなりには 決してならなかった お疲れ様 そんなあなただったから みんな...
お迎え 精も根も 使い果たした そんなあなたに 何が言えよう 励ましの言葉も 憂いの言葉も まして頑張れなど ふさわしくない せめて言えるのは 労(ねぎら)いの言葉だけ お疲れ様でした 本当によく...