生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
行き詰まっていると感じる人へ
終わりのない花道 花道が伸びている 花道が続いている みんな見送ってくれる みんな手を振ってくれる 本当は避(よ)けていたいんだ 終わりにしたくないんだ いつまでも悪あがきを どこまでもしぶとさを 終わりのない花道を 終わりじゃない花道を
消化論 抑えるのではありません 抑えればいつか必ず 反発の力が返ってきます 消化するのです 消化してしまうのです 消化できればすばらしい 消化すれば栄養になります 消化すれば空きができます 空きができれば新しく取り込めます 新しいことは気持ちを前に向かわせます 前に向かうときに栄...
白い紙 枯渇することはない それはわかっている 枯渇することはないが 日照りが続くことはある 自然枯渇に近くなる 近くなるが枯渇ではない 人はそこで取り違える 枯渇したと決めつける 決めつけることこそが 本当の枯渇というものだ どうしても疑うならば 宇宙飛行士に聞くがいい 彼らは...
美しい形 変わらぬことは難しい あの富士山でさえも 日々どこかが削れている 刻々変わり続けている 変わらぬように 変わらぬようにと 息を荒げたところで 哀れ消耗するばかり ならばむしろ変わること 変化してゆくことの方へ 力を傾けてしまうのが 気持ちを向けてゆくのが 割合に自然なこ...
槍投げ 先は尖っている 深く突き刺さろうとする 投げるのは空だ あるいは太陽だ 投げることはできる 何度でも投げれる 投げてしまったら そこでおしまい 槍を地面に刺すのは 神様の仕事だ
野球の神様 きみの野球の神様は なんて言ってるんだい? よくやったとか まだできるとか そんなことなんて 言っていないはず どうすればボールを打てて どうすればボールを追えて どうすればボールを投げれて どうすればホームへ走れるか 野球の神様はきっと 野球のことしか考えていない
雪道 その道は ときに深みにはまり その道は ときに固く凍り 前へ進むことを ときに拒もうとする その道は それでも白く輝き その道は それでも踏み固まり 前へ進むことを それでもやめさせまいとする
不毛地帯 なにも育たない 育てようともしない 自らの事はもちろん 他のものに対しても しかめ面をしたまま なにもかも拒否する いいや拒否ではない 完全なる無関心だ それはあまりに冷たい 灼熱だとしても冷たい 不毛地帯すなわち なんと冷たいことだ! 硬い殻に閉じ籠もり じっと耐える...
視界良好 雲をつき抜けてみよう 視界を遮るものはないはずだ 雲をつき抜けてみよう 見えなかった太陽がいるはずだ 雲をつき抜けてみよう 息苦しさがふと和らぐはずだ 雲をつき抜けてみよう ひとつ自分が成長したと感じれるはずだ
生涯の仕事 霧ばかりをつかみ 足を泥にとられ 当てずっぽうにゆけば やっぱり道に迷い それでも坂があれば 立ち向かってみたり それが坂などではなく 壁であるとも知らず こんなはずではないと 肩で息をしながら 生涯の仕事というのを 探してみてるけれど きっとまだ見えてないのは 明日...
入り込む水 船底に穴があき 水がどんどん入り込む 舟は目線を下げ 甲板が水面になる そんな状態でどうして 前へ進めるだろうか ざぶりと大きな手が 船体ごと鷲掴み がぼがぼ中の水を 出しきってしまってから 再び波の上へと 置かれることでしか だめなんじゃないかって 羽休めのカモメな...
天の岩戸 少しだけ岩があいて 光が矢のように差し込む 何万年もの時をかけて 輝きを得た琥珀石みたい 光が美しいものだなんて どうして知ることができようか 気の遠くなるくらい間 闇に閉ざされていなければ 天の岩戸が塞いでいなければ どうして知ることができようか
生きること 仔牛が母乳に むしゃぶりついた むしゃむしゃと むしゃぶりついた 蝙蝠が闇夜に むしゃぶりついた むしゃむしゃと むしゃぶりついた 浜木綿(はまゆう)が潮風に むしゃぶりついた むしゃむしゃと むしゃぶりついた 干柿が朝焼けに むしゃぶりついた むしゃむしゃと むしゃ...
押し退ける 扉がひらいても どやどやどやと 人が這入ってきて 僕は出られない そして扉は閉まり 僕は立ち竦(すく)む 人を押し退けて 扉から出るのが 当たり前のような 世の中になった いやもしかすると ずっとそうであって 僕だけ知らずに いるのであろうか だけどどうしても 人を押...
冬の蜥蜴 ちぎれたしっぽを 風にさらしながら 夜の目黒通りを よろよろ下ってゆく どの石陰もみな 凍るように冷たく いい塩梅の所は ここらには無いのだ 冬の星座だけが 毎晩の宴にも 飽きる気配なく きらきら騒がしい 支那そばの窓は 客のいない絵はがき それでも主人は言う これしか...
ダイヤル ダイヤルをプッシュする 1 2 3 4 ・・・ どこかにかけるわけじゃない 5 6 7 8 ・・・ 何番だって構うことはない 9 0 1 2 ・・・ 数字が次々流れてゆく 3 4 5 6 ・・・ 心配なんて必要はない 7 8 9 0 ・・・ 止まるときがくるのだから
失敗の明るさ チャレンジしなくても 失敗は起きるだろう ぼくたちは機械のように 毎日振る舞えないのだから チャレンジしない失敗は 怨恨(えんこん)の元になるだろう 原因が見えないときには 勝手につくり出そうとするから 明るい失敗をね しようじゃあないか チャレンジばかりでもね い...
型破り 田畑を潤すのは 度重なる増水であり 富士山を尖らすのは 度重なる噴火であり 地球を丸めたのは 度重なる爆発であり 人間を創ったのは 度重なる奇跡であり 型が破れたときに なにかが生まれるなら 型が破れた者にも なにかを生む力がある
うまくいっていないと感じている人へ 行き詰まっていると感じる人へ
遠大近小 近くばかりを 見ちゃいけない 小さいことだけ 思っちゃいけない 遠く遠くを 見つめていよう 大きく大きく 思っていよう そして近くを しっかり見るんだ そして小さく 気を配るんだ
そもそもさ 難しいことなんて 本当は何もない 難しいことをあえて してしまっているのか やめてもいいことを 難しくやっているか あるいはそもそもの 前提が違うのか だって面白かったり 楽しかったりしたら 難しいだなんて 思わないんだもの