生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
自分のことを分かってもらえない人へ
まずすべきこと まずは褒めなさい まずは認めなさい まずは称えなさい 考える余地があるならば そのあとに考えればいい
沸点 感じたままを 申し述べていいですか 自分で言うのも何ですが 私はよくやってる方かと 図々しくも思っております もちろん至らぬ点は 葉裏に潜む虫を ひと森数えるほどでしょう しかし沸騰した鍋の 蓋を押さえつけるように 駄目だ駄目だと そればかり...
棘 身を守るためにとげはある 誰かに攻撃されるから ますますとげをとがらせて 追い払おうとしてしまう ああ どうかこわがらず 本当は愛してほしいのだ 優しく見守るようにして その手で触れてほしいのだ 身を守るためにとげはある 心ならずもこのとげで 誰...
操り人形 僕は意思を持つことは出来ません 従って自由に動くことが出来ません 手足は繋がれています 痒いところがあっても掻けません 蜻蛉を追いかけることも出来ません 僕は操り人形なのです 最初からわかっていることです だけど光が当たる時だってあります お芝居の中では僕は主役です お...
返り水 水を浴びせかけたら 返り水を浴びるのは 当たり前のことだろう? そんなこともわからずに 何を喚いているのだ 自分のしたことをもっと わきまえねばならない わたしも返り水を覚悟で もしくはもう最初から 自分で水を浴びておく それをしておかなければ とても他人様になぞ 水を浴...
次の一歩を踏み出す勇気が出ない人へ 自分のことを分かってもらえない人へ
ほくろ いつからきみは そこにいるんだい? ちょっと前までは いなかったはずさ もしかしたらぼくが 気づかなかったのかな? うんそうかもしれない いやそうに違いない だって近頃のぼくは 自分というものを持って 自信と勇気とを持って 歩き出そうとしているもの 周りの人たちが見えて ...
子どもの頃を忘れてしまった人へ 自分のことを分かってもらえない人へ
丸い日差し 素手でトンネルを掘りました 逃げたかったのでしょうか 隠れたかったのでしょうか 逃げたかったとすれば 何から逃げたかったのでしょう 隠れたかったとすれば 何から隠れたかったのでしょう しかし幼いわたしの手では 砂場の砂山のトンネルを 開けるのが精一杯でした 丸く見える...
のっぽの木 歓迎されない大きな木 どんなにおいしい実をつけて どんなに木蔭をつくっても 歓迎されないそれだけで 実は虚しく下に落ち 木蔭は暗く生い茂る 歓迎される木になって 喜び分かつ実をつけて 木蔭で涼み語らって どうすればなれるでしょう 歓迎される木になりたい 歓迎される木に...
起き上がれない小法師 起き上がるということが 当たり前だと思われて もしも起き上がれなければ どうなることかとおののいて 倒されるたびに緊張し 起き上がるたびに安堵をし 倒されるたびに緊張し 起き上がるたびに安堵をし いつまでこれが続くのか 考えただけでも恐ろしく 恐ろしく恐ろし...
以心不伝心 わかっているだろうじゃだめだ わかってくれているはずじゃだめだ ひとは心のどこかで 疑いを抱いているもの 若ければ若いほどに だからちゃんと伝えねばならない わかっているねと聞かねばならない その代わりちゃんと伝えねばならない うわべで済まそうとしてはならない 偽りな...
虻 虻がブンブンやって来て それをブンブン追っ払う 他人のところに行っちゃって それをしめたと思っている しめたと思っているけれど 気になり視線を外せない どこか虻と重なるからだ 虻と重ねてしまうからだ ときに誰かに追っ払われて 去(ゆ)けばしめたと思われる
糸でんわ 見えない糸を あなたに一本 もしもし もしもし この声なき声が 届いたなら その声なき声を 聞かせて下さい 心と心の 糸でんわ 見えない糸を いつもあなたへ もしもし もしもし
カニ走り 真っ直ぐに走れないなら 横に走ればいいじゃない それだけのことじゃない? 見てくれが少し違うだけじゃない? なにがいけない? カニがいけない? それは勘弁してください どうぞわたしを走らせてください
風速計を見上げて あんたはそりゃあ どれだけ優秀かしれない だけどこの 頬を柔かい手で撫でるような 日和に満ちたそよ風までを 測れやしないだろう 時に冷たく世の道理を示し 時に厳しく辛抱することを 教えてやくれないだろう 惠みの雨や雪を降らせ 落ちた小羽根を舞い上げる 広き風を知...
争乱のさなかに なにやってるの 手を離しちゃだめだって あれほど言ったじゃないの 言うことを聞けない子は ママの子じゃありませんからね どうして ママが手を離したのに 愛してるわよ ぼうや
鯉幟(こいのぼり) 風が吹けば 翻(ひつがえ)ること雄大 撫でる風は 推し量ること僅少(きんしょう) 風を受ける者 悉(ことごと)く雄大あれ
シャーベット・フルーツ そんなに冷たいのかい そんなに凍(し)みるのかい ごめんようっかりしていた まだ融けてないみたいだ 凍らせておけばほら ダメにならないと言うだろう? 零下何度の世界の中 ずっと閉ざされていたんだ もう少し時間をくれ 融けてしまうまでもう少し 待ちきれないと...
浴槽のフタ たくさんたくさん愛されて たくさんたくさん大事にされて それなのに人は僕は 時に隠れてしまいたくなる 押入れの中へ 天井裏の奥の奥へ フタを閉めた浴槽へ きっと見つけてほしいのだ 大事なひとよ出ておいで そうしていってほしいのだ 愛しているよ出ておいで せまいせまい空...
見えない一滴 指先から絞り出した血が ぽとりと一滴落ちた所は 晩御飯の買い出しに通うような ご近所の人たちが立ち話するような 散歩の犬と犬が咆え合うような 子どもがわあわあ走り回るような ごくごくありふれた町の通りの ごくごくはじっこの目立たぬ所で およそ誰も気づくわけがなく あ...
くさらずに くさらずに くさらずに ひたむきに ひたすらに うとまずに うもれずに のびやかに のどやかに こもらずに こぼれずに ささやかに さわやかに くさらずに くさらずに