ガジュマロの朝

ガジュマロの朝   

 


あまりに立ち行かないことが多くて 



四六時中怒鳴り散らされ 



いや怒鳴り散らされている気がして 



摺り足のような足どりで帰宅し 



どっかりと体を床か椅子の一部とし 



このままガジュマロの樹になれたら 



などと夢うつつの闇へ放り込まれて 



確かに光は見えたんだ 



遠い遠い子どもの頃のかくれんぼ 



内側から開かない部屋でじっとして 



子守唄が聞こえてきたときには 



同じようで違う一日が始まっていて 



なぜ朝が来るのかを聞こうとしても 



ガジュマロは一斉に息をし始めるだけ 






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