文明の鼻歌

文明の鼻歌





憎しみは決して



憎しみでは消せぬ



むしろ嵩(かさ)まるのだと



歴史が厳かに言う



それでも今なお



憎しみは生まれる



生まれ続けている



それらが生まれる時



規則的な音も出る



無機質な音であり



ぶっきらぼうな音である



音はひどく無表情に



低く唸り続けている



やまない雨はないが



雨は降り続けている



やがて錆びつく鼻歌よ



やがて錆びつく鼻歌よ





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